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犯罪について

危険がいっぱい?学校裏サイトの問題点

近年、小学生、中学生、高校生の間に広まっているインターネット上のサイトに、「学校裏サイト」というものがあります。これは、特定の学校に通う生徒だけがアクセスできる、いわば秘密の交流場所です。生徒たちは、授業の内容や宿題の分からなかった部分について教え合ったり、友達との関係や恋愛の話で盛り上がったり、共通の趣味を持つもの同士で情報を交換したりと、学校の枠を超えて自由にコミュニケーションを楽しんでいます。一見すると、何気ない交流の場のように思えるかもしれません。しかし、そこには、大人たちが想像する以上に大きな危険が潜んでいるのです。閉鎖的な環境であるため、書き込みの内容が過激化しやすく、誹謗中傷やいじめに発展するケースも少なくありません。また、サイトの管理がずさんになり、外部から不正アクセスされて個人情報が流出してしまう危険性もあります。さらに、犯罪に巻き込まれる可能性も考えられます。例えば、サイト上で知り合った相手に個人情報を教えてしまい、それを悪用されるといったケースです。学校裏サイトは、子供たちにとって危険な側面が多く潜んでいることを、保護者の方々はしっかりと認識しておく必要があります。