quarantine

感染症から守る

国を守る!検疫の重要性

- 検疫とは検疫とは、海外から国内へ病気(伝染病)が持ち込まれることを防ぐための大切な取り組みです。世界には、国や地域によって様々な病気が存在し、私たちにとって馴染みの薄い病気も数多くあります。もしもこれらの病気が国内に侵入し、人から人へと広がってしまうと、人々の健康が脅かされるだけでなく、社会や経済にも大きな影響を与える可能性があります。このような事態を防ぐために行われているのが検疫です。具体的には、空港や港など、国境となる場所で、入国する人や動物、輸入される荷物などを対象に、検査や消毒などの措置が行われます。検疫では、発熱や咳などの症状がある人に対して、詳しい問診や検査を行い、感染症の疑いがある場合は、医療機関へ搬送したり、一定期間、施設や自宅で待機してもらうなどの対応が取られます。また、輸入される植物や動物についても、病気の発生状況に応じて、検査や消毒、一定期間の隔離などの措置がとられます。検疫は、私たち一人ひとりの健康と安全を守るだけでなく、国の経済や社会活動を守るためにも非常に重要な役割を担っています。海外からの病気の侵入を防ぐためには、検疫制度への理解と協力が不可欠です。