
いざという時のために!119番の役割と使い方
火災や急病人の発生など、一刻を争う事態に遭遇した時、私たちが取るべき行動の一つに、専門機関への通報があります。そのための重要な窓口となるのが、火災報知専用電話、一般的に「119番」と呼ばれる番号です。119番は、火災の発生を知らせるだけでなく、急病や怪我など、救急車を必要とする事態にも対応する、緊急通報用の電話番号です。この番号に電話をかけると、通報を受け付けた消防機関の通信指令員につながります。通報する際には、まず落ち着いて、発生している状況を具体的に伝えることが重要です。火災であれば、火災が発生している場所、建物の種類、火元の状況、逃げ遅れた人がいないかなどを伝えます。救急要請の場合は、患者の年齢、性別、症状、意識の有無などを伝えます。119番は、私たちの命と安全を守る上で、非常に重要な役割を担っています。いざという時に慌てずに対応できるよう、日頃から119番の利用方法について、家族や地域で話し合っておくことが大切です。