
防災備蓄にも!不織布マスクのススメ
近年、新型インフルエンザの流行が懸念されていますが、私たち一人ひとりができる対策として、マスクの着用が挙げられます。中でも、厚生労働省の専門家会議が推奨しているのが不織布マスクです。専門家会議は、一人あたり20枚から25枚の不織布マスクの備蓄を推奨していますが、これはなぜでしょうか。不織布マスクは、その名の通り、繊維を織らずに作られたマスクです。熱や薬品などを用いて繊維をシート状に加工しており、ガーゼマスクに比べて目が詰んでいます。そのため、ウイルスを含む飛沫を通しにくいという特徴があります。また、不織布マスクは通気性にも優れており、息苦しさを感じにくいという利点もあります。長時間着用していても比較的快適に過ごせるため、日常生活でも使いやすいと言えるでしょう。新型インフルエンザの感染拡大を防ぐためには、一人ひとりの予防対策が重要です。咳エチケットや手洗いを徹底するとともに、不織布マスクを着用して、ウイルスから自身を守りましょう。