
パニック: 防災と防犯への影響
- パニックとは大きな地震や火災といった災害時、あるいは、思いもよらないテロや事故に遭遇した際に、人々の間に広がる混乱状態、それがパニックです。パニックは、時に群衆全体を巻き込み、集団として理性を失った行動をとってしまう場合があります。また、個人レベルにおいても、激しい恐怖や不安に襲われ、普段通りの冷静な判断ができなくなってしまうこともあります。パニック状態に陥ると、視野が狭くなり、周りの状況を正しく認識することが難しくなります。そのため、避難経路の判断を誤ったり、周りの人と協力して行動することができなくなったりするなど、適切な行動が阻害されてしまいます。防災や防犯の観点から、パニックは非常に重要な要素です。パニックが発生すると、避難や救助活動の妨げになるだけでなく、二次災害の発生リスクを高めることにもつながります。そのため、日頃からパニックに対する正しい知識を身につけておくことが重要です。