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いざという時の備えに!ポケットマスクのススメ

- ポケットマスクとは?ポケットマスクは、その名の通り、普段は小さく折りたたんでポケットに収納できるほどコンパクトなマスクで、緊急時に人工呼吸を行う際に役立ちます。医療従事者だけでなく、一般の方でも簡単に使用できるよう設計されているのが特徴です。従来の人工呼吸では、口と口を直接合わせて行う方法が一般的でしたが、衛生面や感染リスクの観点から抵抗を感じる方も少なくありませんでした。ポケットマスクを使用することで、口と口が直接触れることなく人工呼吸を行うことが可能となり、感染症への不安を軽減することができます。また、ポケットマスクには、呼気が逆流するのを防ぐための「一方向弁」が備わっているため、より安全かつ効果的に人工呼吸を行うことができます。さらに、人工呼吸の際に頭を適切な角度に保つための「ヘッドストラップ」が付属している製品もあり、誰でも簡単に使用できるよう工夫されています。コンパクトで持ち運びに便利なポケットマスクは、家庭や職場、学校など、あらゆる場所に備えておくことが推奨されています。いざという時に備え、使用方法を事前に確認しておくことが大切です。
その他

放射線から身を守る!サーベイメーターを知ろう

普段は意識することが少ないかもしれませんが、私たちの身の回りには、目に見えない放射線が存在しています。放射線と言うと、原子力発電所や病院のレントゲンを思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん、そういった人工的な放射線源も存在しますが、私たちの生活空間には、自然由来の放射線も常に存在しています。自然放射線は、宇宙から降り注ぐ宇宙線や、土壌や岩石に含まれるウランやトリウムなどの放射性物質から放出されています。また、空気中にもラドンなどの放射性物質が含まれており、私たちは呼吸によってそれらを体内に取り込んでいるのです。さらに、食品や建材などからも、微量ながら放射線が検出されることがあります。例えば、カリウムを多く含むバナナやジャガイモ、ブラジルナッツなどは、他の食品に比べて、わずかに放射線量が高いことが知られています。このように、私たちはごく微量の放射線に常にさらされながら生活していると言えるでしょう。ただし、これらの自然放射線による健康への影響は、非常に小さいと考えられています。私たち人間を含む生物は、長い進化の過程で、常に一定量の自然放射線が存在する環境に適応してきたと考えられています。
地震への備え

地震から家を守る!感震ブレーカーとは?

大きな地震が発生すると、建物が壊れたり、物が落ちてきたりする危険もありますが、実は火災も起こりやすくなります。地震の揺れによって電気の配線が傷つくと、そこから火花が出て火災につながることがあるのです。地震による火災を防ぐためには、まず、日頃から電気の配線を点検しておくことが大切です。配線が傷ついていたり、コンセントが緩んでいたりする場合は、早めに修理しておきましょう。また、家具の転倒防止対策も重要です。家具が倒れて電気製品を押しつぶしてしまうと、火災の原因になる可能性があります。そして、地震が起きた時は、まず身の安全を確保してから、落ち着いて火の元を確認しましょう。もし火が出ていたら、小さなうちに消火器を使って消火します。火が大きくなっていたり、消火が難しい場合は、無理せず避難してください。火災は広がるのが早く、大変危険です。日頃からの備えと、地震が起きた時の適切な行動を心がけましょう。
地震への備え

もしもの時の備え!非常用持ち出し袋

いつどこで発生するか予測できないのが災害です。地震や台風、火災など、私たちの日常を脅かす危険は常に潜んでいます。もしもの時に備え、安全を確保するために重要なのが非常用持ち出し袋です。これは、自宅から避難する際に必要となる最小限の物資を詰め込んだ鞄のことです。自宅が被災し、安全な場所に避難しなければならない状況下では、普段通りの生活を送ることはできません。水道や電気、ガスなどのライフラインが断絶する可能性もあり、食料や水、医薬品などの確保も困難になります。このような状況下で、自分の身を守るためには、必要なものをあらかじめ準備しておくことが重要になります。非常用持ち出し袋には、水や食料、懐中電灯、ラジオ、救急用品など、サバイバルに必要なアイテムを揃えておく必要があります。また、常備薬やアレルギーがある場合はその薬、必要な場合は眼鏡やコンタクトレンズの予備なども入れておきましょう。非常用持ち出し袋は、持ち運びやすい場所に保管し、家族全員がその場所と中身を把握しておくことが重要です。いざという時、慌てずに持ち出せるように、日頃から準備と心構えをしておくことが大切です。
地震への備え

もしもの時の備え: 備蓄のススメ

- 大規模災害と物資不足大地震や台風といった大きな災害に見舞われた場合、電気、ガス、水道といったライフラインが断絶され、私たちの生活は大きな影響を受けます。道路が損傷したり、交通機関が麻痺したりすることで、物流も滞ってしまいます。このような状況下では、スーパーやコンビニエンスストアから食料品や飲料水などを入手することが困難になります。お店に商品が届かないだけでなく、災害直後は多くの人が買い求めに殺到するため、棚から商品が消えるスピードは想像以上です。電気、ガス、水道といったライフラインが完全に復旧するまでには、数日から数週間、場合によってはそれ以上の期間を要することも考えなければなりません。ライフラインが断絶した状態での生活は非常に困難を極めます。このような事態に備え、最低でも3日間、できれば1週間分の水や食料、日用品などを自宅に備蓄しておくことが重要です。これは、私たち自身の命を守るために必要不可欠な備えと言えるでしょう。