避難生活

その他

長時間移動にご用心!エコノミークラス症候群

- エコノミークラス症候群とはエコノミークラス症候群は、長時間同じ姿勢を続けることで、足の血管に血栓(血のかたまり)ができてしまう病気です。飛行機のエコノミークラスのように、座席が狭く、足を伸ばせない状況で発症しやすいことから、この名前がつきました。医学的には、「旅行者血栓症候群」や「深部静脈血栓症」などと呼ばれます。長時間座り続けることで、足の血液の流れが滞り、血栓ができやすくなります。血栓は、肺の血管に詰まってしまうことがあり、息切れや胸の痛みなどの症状が出ます。重症化すると、呼吸困難や意識障害に陥り、命に関わることもあります。エコノミークラス症候群は、飛行機の乗客だけでなく、長距離バスや車での旅行者、デスクワークが多い人などにも起こる可能性があります。
水害への備え

いざという時のために!指定緊急避難場所と指定避難所の違い

台風や豪雨など、自然災害の脅威が迫り、身の危険を感じた時、どこに避難すべきか迷うこともあるでしょう。そんな緊急事態において、まず目指すべき場所が「指定緊急避難場所」です。指定緊急避難場所とは、市町村が指定した施設で、風水害などの危険から一時的に身を守るための場所です。具体的な場所としては、公民館や学校、体育館などが挙げられます。これらの施設は、地域住民が安全に避難できるよう、堅牢な構造と十分な広さを備えています。自宅が浸水したり、土砂崩れの危険性があるなど、緊急を要する状況において、指定緊急避難場所は命を守るための最初の砦となります。自宅にとどまることが危険と判断した場合には、ためらわずに指定緊急避難場所へ避難しましょう。日頃から、お住まいの地域の指定緊急避難場所がどこにあるのか、確認しておくことが大切です。市町村のホームページや防災マップなどで確認することができます。また、避難経路や連絡先なども合わせて確認しておきましょう。
地震への備え

いざという時の備え!避難所の種類と役割

避難所とは避難所とは、地震や火災、洪水など、私たちが暮らす地域で様々な災害が発生した際に、身の危険を感じた時、安全を確保するために一時的に避難する場所です。自宅が被災したり、周囲の状況から自宅への帰宅が困難になった場合に、一時的に滞在することができます。多くの人が集まることを想定して、学校や公民館、体育館などが避難所として指定されていることが多いです。避難所では、安全な場所を提供することに加えて、水や食料、毛布などの必要な支援物資を受け取ることができます。また、怪我や病気、持病の薬などに関する相談ができたり、必要な医療サービスを受けられる場合もあります。災害の規模や状況によっては、支援物資やサービスの提供が遅れる場合もあるため、事前に備えておくことが大切です。避難所での生活は、多くの人と共同生活を送ることになります。そのため、プライバシーの確保が難しかったり、慣れない環境によるストレスを感じやすくなります。また、ペットの同伴が難しい場合もあるため、事前に確認しておく必要があります。災害発生時は、混乱や不安な気持ちから、冷静な判断が難しくなることがあります。日頃から、家族や地域で避難場所や避難方法について話し合っておくことが大切です。