
防災の視点から考える豪雪への備え
- 豪雪とは何か豪雪とは、ただ雪がたくさん降るという現象を超えて、私たちの日常生活や社会全体に大きな影響を及ぼす災害を引き起こすほどの雪のことを指します。普段雪に慣れている地域でも、交通機関が麻痺したり、物流が滞って食料品や燃料の供給が難しくなったりするなど、私たちの生活に様々な支障がでてしまいます。また、雪の重みで家が倒壊したり、雪崩が発生して人命が失われるなど、豪雪は時に人命に関わる深刻な災害を引き起こすこともあります。気象庁では、過去の記録的な大雪現象を「昭和38年1月豪雪」や「平成18年豪雪」のように、具体的な年号を付けて呼称し、過去の豪雪災害の教訓を後世に伝えています。