
知って備える!避難指示の意味と発令時の行動
- 避難指示とは避難指示は、「災害対策基本法」という法律に基づき、市町村長が発令するものです。大きな地震や台風、洪水などが予想され、命の危険がある場合に、対象となる地域に住む人々に対して、安全な場所へ避難するように促すことを目的としています。避難指示は、状況の切迫度に応じて段階的に発令されます。 災害の発生が切迫している場合は「緊急安全確保」、災害の危険性が高まっている場合は「避難指示」、危険が迫っている場合は「避難勧告」といったように、段階に応じて発令されます。 住民は、それぞれの指示が出された際に取るべき行動を事前に把握しておくことが重要です。避難指示が発令された場合、速やかに身の安全を確保し、指示に従って行動することが大切です。 避難先は、各自治体が指定する避難所や、親戚や知人の家など、安全な場所を選びましょう。 また、避難の際は、持ち出し品を忘れずに携行しましょう。 非常食や飲料水、懐中電灯、携帯ラジオなどの必需品に加え、常備薬や必要な医療品なども準備しておくと安心です。近年は、気候変動の影響などにより、大規模な災害が増加傾向にあります。日頃から防災意識を高め、いざという時に適切に行動できるよう、避難指示の内容や発令時の行動について、家族や地域で話し合っておくことが重要です。