
油断大敵!置き引きの魔手から荷物はどう守る?
置き引きとは、読んで字のごとく、置いてある物をこっそり持ち去る犯罪行為です。ほんの一瞬の隙を突いて、大切な荷物が奪われてしまうのです。駅や空港、商業施設、飲食店など、多くの人が行き交う場所では特に注意が必要です。旅行者や出張者など、土地勘のない人が狙われやすいと思われがちですが、実はそうではありません。普段の生活の中でも、買い物をしている時、子供と遊んでいる時、ちょっとトイレに立った時など、「まさか」と思うような瞬間に、置き引きの魔の手が伸びてくるのです。例えば、買い物の際に、カートの下に荷物を置いたまま、商品を選んでいませんか? 子供と公園で遊んでいる間、ベンチに鞄を置きっぱなしにしていませんか?これらは全て、置き引き犯にとって絶好の機会を与えていることになります。置き引きは、「自分は大丈夫」という油断と、「一瞬だから」という気の緩みが最大の原因です。自分の持ち物は、常に自分の目で確認し、不用意に放置しないという意識を持つことが、置き引きから身を守るための第一歩です。