
命を繋ぐAED:その役割と使用方法
- 街中で見かける機会が増えたAED近年、駅や公共施設など、街中の様々な場所で目にする機会が増えたAED。AEDは「自動体外式除細動器」の略称で、心臓がけいれんを起こして血液を送り出すポンプ機能が停止した状態(心室細動)になった際に、電気ショックを与えて心臓の働きを正常に戻すための医療機器です。AEDは、医療従事者でなくても使用できるよう、音声ガイダンスやイラストなどで操作方法が分かりやすく表示されています。また、電気ショックが必要な場合にのみ作動する安全設計となっているため、誰でも安心して使用することができます。心臓が突然停止した場合、数分以内に適切な処置を行わないと、命を落とす危険性が高まります。AEDは、その場で居合わせた人が救命活動を行うための重要なツールであり、設置数が増加していることで、より多くの命が救える可能性が高まっています。AEDは、街中で見かけた際に、使用方法を具体的にイメージできるよう、日頃から使用方法について理解を深めておくことが大切です。また、AEDの設置場所を把握しておくことも重要です。