
火災から財産を守る!耐火金庫の基礎知識
- 耐火金庫とは耐火金庫とは、読んで字のごとく、火災から中身を守ることを目的として作られた金庫のことを指します。家やオフィスで火事が起きた際にも、現金や預金通帳、権利証書、貴金属などの貴重品、さらには思い出の写真や手紙などの大切なものを守るためには欠かせない存在と言えるでしょう。一般的な金庫の多くはこの耐火金庫に分類され、その頑丈な扉や本体は、見た目の重厚感だけでなく、火災の熱から内部を守るための特別な構造となっています。具体的には、鉄製の外殻と内殻の二重構造になっており、その間には断熱材がぎっしりと詰まっているものが多いです。この断熱材が火災の高温から内部を守り、貴重品へのダメージを最小限に抑える役割を担っています。耐火金庫は、その性能によって様々な種類があります。火災時の温度上昇を抑えるだけでなく、爆発事故などによる衝撃や、消火活動時の放水による水濡れから中身を守る機能を備えたものも販売されています。ご自身のニーズや保管する物に合わせて、最適な耐火金庫を選ぶことが大切と言えるでしょう。