その他 緊急を要する病気:特発性食道破裂
- 特発性食道破裂とは食道は、口から入った食べ物を胃に送るための重要な器官です。通常、弾力性に富んでおり、多少のことでは傷つくことはありません。しかし、まれに、これまで健康に過ごしてきたにも関わらず、突然、食道に裂け目や穴が開いてしまうことがあります。これを特発性食道破裂と呼びます。この病気は、1724年にベーアハーフェという医学者によって初めて報告されました。 医学が進歩した現代においても、発症する人は少なく、年間100万人あたり約1~10人とされています。特発性食道破裂は、命に関わる危険性も孕んでいます。 裂け目や穴から、食べ物や消化液が漏れ出し、周りの組織に炎症を引き起こすためです。 さらに、細菌感染症などを併発すると、命を落とす危険性も高まります。そのため、早期の診断と適切な治療が非常に重要となります。 特に、胸や背中に激しい痛みを感じ、呼吸困難や吐き気などの症状が現れた場合は、ためらわずに医療機関を受診する必要があります。
