深部静脈血栓

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静かに忍び寄る脅威:肺血栓塞栓症

- 肺血栓塞栓症とは肺血栓塞栓症とは、肺の血管が詰まってしまう病気です。私たちの体には、心臓から送り出された血液を全身に送り、再び心臓に戻すための血管が張り巡らされています。動脈は心臓から全身へ血液を送り出す血管、静脈は全身から心臓へ血液を戻す血管です。肺血栓塞栓症の原因のほとんどは、足の静脈にできた血のかたまりです。この血のかたまりは「血栓」と呼ばれ、血栓ができてしまった状態を「血栓症」と言います。ふくらはぎの静脈などにできた血栓は、血液の流れに乗って心臓に戻り、心臓から肺へ送られます。そして、肺の血管を詰まらせてしまうのです。これが肺血栓塞栓症の主なメカニズムです。肺の血管が詰まると、血液は心臓に戻ることができなくなり、心臓に負担がかかります。また、肺で酸素を取り込むことができなくなるため、息苦しさや胸の痛みを感じます。肺血栓塞栓症は、重症化すると命に関わる病気です。そのため、早期発見・早期治療が重要となります。
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長時間移動にご用心!エコノミークラス症候群

- エコノミークラス症候群とはエコノミークラス症候群は、長時間同じ姿勢を続けることで、足の血管に血栓(血のかたまり)ができてしまう病気です。飛行機のエコノミークラスのように、座席が狭く、足を伸ばせない状況で発症しやすいことから、この名前がつきました。医学的には、「旅行者血栓症候群」や「深部静脈血栓症」などと呼ばれます。長時間座り続けることで、足の血液の流れが滞り、血栓ができやすくなります。血栓は、肺の血管に詰まってしまうことがあり、息切れや胸の痛みなどの症状が出ます。重症化すると、呼吸困難や意識障害に陥り、命に関わることもあります。エコノミークラス症候群は、飛行機の乗客だけでなく、長距離バスや車での旅行者、デスクワークが多い人などにも起こる可能性があります。