気象用語

その他

真夏日とは?暑さ対策の基礎知識

夏の暑さを表す言葉として、「夏日」や「猛暑日」と並んで使われる「真夏日」。気象庁が定める予報用語の一つで、日中の最高気温が30度以上に達した日を指します。 一口に暑いと言っても、その日の気温によって「夏日」「真夏日」「猛暑日」と呼び方が変わることをご存知でしたか?まず、「夏日」とは、一日の最高気温が25度以上になった日のことを言います。過ごしやすい春から、少し汗ばむ陽気になってくる季節の変わり目を表す言葉と言えるでしょう。そして「真夏日」は、その名の通り夏の中でも特に暑い日。30度を超えると、屋外での活動は控えるなど、暑さ対策が必要になります。さらに気温が上がり、35度を超えると「猛暑日」となり、熱中症などの健康被害のリスクがぐっと高まります。このように、「真夏日」は「夏日」よりも暑く、「猛暑日」よりは低い、ちょうど中間の気温帯を表しています。夏の暑さを表す言葉は、気温によって使い分けられることを覚えておきましょう。
その他

厳しい寒さ「真冬日」とは?

真冬日とは、気象庁が天気予報などで使用する言葉の一つで、一日中気温が氷点下の状態が続く日のことを指します。具体的には、その日の最高気温が0度に達しなかった場合、その日は真冬日と定義されます。つまり、日の出から日没まで、気温が一度もプラスになることなく、常に氷点下で推移する日のことを表しています。真冬日は、一年で最も寒い時期に、特に寒い地域で見られる現象です。厳しい寒さの中で、水道管の凍結や路面の凍結による転倒など、様々な危険が伴います。そのため、天気予報などで真冬日が予想される場合は、事前に十分な対策をしておくことが重要です。
その他

意外と知らない?「夏日」の定義とは

暦の上ではまだ春や秋であっても、日中は気温がぐんぐん上昇し、まるで夏の暑さを感じる日がありますよね。 気象庁では、最高気温が25度以上に達した日を「夏日」と定義しています。 つまり、体感的に「今日は暑いな」「夏みたいだな」と感じたら、それはすでに気象用語で「夏日」に分類されている可能性が高いと言えるでしょう。日本では、春から夏へ、そして夏から秋へと季節が移り変わる時期には、日によって気温の変化が大きくなることがあります。 朝晩は涼しくても、日中は日差しが強く、気温が上昇しやすいので注意が必要です。 特に、まだ体が暑さに慣れていない時期は、熱中症のリスクが高まります。服装選びやこまめな水分補給など、暑さ対策を心がけ、快適に過ごしましょう。
水害について

天気予報で読み解く「所によりにわか雨」

天気予報は、私たちの日常生活に欠かせない情報源となっています。毎日の服装選びから、旅行の計画まで、天気予報を参考に decision をしている方は多いのではないでしょうか。しかし、天気予報で用いられる専門用語は、時に理解するのが難しい場合があります。その中でも、「にわか雨」は、予報でよく耳にする言葉でありながら、その正確な意味を理解していない方もいるかもしれません。 にわか雨とは、突発的に降り始め、短時間で止む雨のことを指します。晴ていた空が急に曇り始め、強い雨に見舞われたかと思えば、数分後には再び晴れ間が覗くといった状況は、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。にわか雨は、その発生メカニズムから、予測が難しい気象現象の一つと数えられます。発生範囲が狭く、持続時間が短いという特徴を持つため、広範囲を対象とする天気予報では、にわか雨の発生を完全に予測することは困難です。天気予報で「晴れ時々曇り、にわか雨の可能性あり」といった表現が使われる場合、それは、にわか雨が降る可能性は低いものの、完全に否定できない状況を示しています。にわか雨の可能性がある日には、外出時に折り畳み傘を持参するなど、急な雨にも対応できる準備をしておくことが大切です。