気団

水害について

天気予報の鍵!暖気団を理解しよう

- 暖気団とは?天気予報でよく耳にする「暖気団」という言葉。これは、周りの空気よりも暖かい空気の集まりのことを指します。ただし、ただ暖かいというだけではありません。「気団」という言葉が示すように、ある程度の広がりを持った空気の塊であることが重要です。気団とは、広い範囲にわたって気温や湿度の状態がほぼ同じような空気の塊を指します。例えば、気温が高くて湿っている空気の塊もあれば、気温が低くて乾燥している空気の塊もあります。このように、気団はその性質によって様々な種類に分けられます。暖気団は、こうした気団の中でも、周りの空気よりも特に気温が高い空気の塊のことを指します。暖気団は、太陽光を多く浴びた地域で発生し、風に乗って移動していきます。そして、移動する際に周りの気温や湿度に影響を与え、天気の変化をもたらすのです。天気予報では、この暖気団の動きを予測することで、気温の変化や雨の降る可能性などを知ることができます。つまり、暖気団は、私たちが日々の天気の変化を知る上で、重要な役割を果たしていると言えるでしょう。
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冬の寒さ到来!寒気団の正体に迫る

冬の厳しい寒さをもたらすものとして、ニュースなどで「寒気団」という言葉を耳にすることがありますね。しかし、寒気団とは一体どのようなものなのでしょうか?寒気団とは、周りの空気よりも気温が低い、巨大な空気の塊のことを指します。ただし、ただ冷たいだけでなく、広い範囲にわたって気温と水蒸気量がほぼ一定であるという特徴があります。寒気団は、その発生場所によって性質が異なり、大きく分けて二つの種類があります。一つは、シベリアや北極など、陸上で生まれた「シベリア気団」です。非常に低温で乾燥しているのが特徴で、日本にやってくると、冬の晴れた日でも厳しい寒さをもたらします。もう一つは、アリューシャン列島付近の海洋上で生まれた「アリューシャン気団」です。こちらは、シベリア気団に比べると比較的温暖ですが、湿った空気を多く含んでいるため、日本に雪を降らせることがあります。冬になると、これらの寒気団が日本付近に次々と流れ込み、寒暖の変化が激しくなります。そのため、天気予報などで寒気団の動きを事前に知っておくことは、冬の寒さに備えるために非常に大切です。