暗号化

犯罪への備え

インターネットのセキュリティ対策に必須!SSLとは?

- SSLの概要インターネット上で安全に情報をやり取りすることは、現代社会において非常に重要です。そのための技術の一つとして、SSL(Secure Socket Layer)と呼ばれる仕組みがあります。SSLは、ウェブサイトと利用者のブラウザ間でやり取りされる情報を暗号化することで、第三者による情報の盗み見や改ざんを防ぎます。例えば、オンラインショッピングを利用する場面を考えてみましょう。商品を購入する際、私たちはクレジットカード情報や住所、氏名などの重要な個人情報を入力します。もし、これらの情報が暗号化されずにインターネット上を流れてしまうと、第三者に盗み見られ悪用される危険性があります。SSLは、このような危険性から私たちを守るために、ウェブサイトとブラウザ間でやり取りされる情報を暗号化し、安全に送受信できるようにするのです。SSLによって保護されたウェブサイトは、URLの先頭が「http」から「https」になり、ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されます。オンラインショッピングに限らず、インターネットバンキングや会員制サービスなど、個人情報や機密情報を扱うあらゆるウェブサイトでSSLは利用されています。インターネットを安全に利用するために、SSLがどのような役割を果たしているのか、理解を深めていきましょう。