旱魃

その他

自然災害と私たちの備え

- 自然災害とは自然災害とは、地震や台風、豪雨など、自然現象によって引き起こされる災害のことです。私たちの暮らしは自然の恵みの上に成り立っていますが、ひとたび自然の力が猛威を振るえば、私たちの生活に大きな影響を与え、深刻な被害をもたらすことがあります。時には、尊い命が奪われたり、家や財産が失われたりするなど、取り返しのつかない事態になることもあります。近年、地球温暖化の影響などにより、世界各地で異常気象が発生しやすくなっています。巨大な台風や集中豪雨の発生件数が増加しており、それに伴い、洪水や土砂災害などの被害も増加傾向にあります。また、大地震の発生予測も難しい状況であり、いつどこで大きな地震が発生してもおかしくありません。このように、自然災害はいつ、どこで、どのくらいの規模で発生するのか予測が難しいという特徴があります。自然災害から身を守るためには、私たち一人ひとりが日頃から防災意識を高め、備えを万全にしておくことが重要です。具体的には、住んでいる地域のハザードマップを確認し、自宅周辺の危険な場所や避難場所などを把握しておくことが大切です。また、非常持ち出し袋の準備や家具の固定など、いざという時に備えた対策も必要です。さらに、家族や地域住民と協力し、避難訓練に参加するなど、日頃から防災に関する知識や行動を共有しておくことも大切です。
水害について

エルニーニョ現象:地球規模で気象に影響を与える海の異変

- エルニーニョ現象とはエルニーニョ現象は、数年ごとに発生する地球規模の異常気象現象です。南米のペルーとエクアドルの沖合にあたる、南太平洋の赤道付近から日付変更線にかけての広い海域で、海面水温が平年よりも高くなる現象を指します。通常は1年半から2年ほど続き、世界各地に異常気象をもたらすことで知られています。エルニーニョ現象が発生すると、東風が弱まり、暖かい海水が太平洋の東側に広がります。この影響で、インドネシアやオーストラリアなどでは降水量が減り、干ばつなどの被害が出やすくなります。一方、南米のペルーやエクアドルなどでは、反対に降水量が増加し、洪水などの被害が発生しやすくなります。また、エルニーニョ現象は、日本を含む世界各地の気温や気圧、降水量などにも影響を与え、異常気象を引き起こすことがあります。