施錠

防犯グッズ

オートロックの落とし穴

- オートロックとはオートロックとは、集合住宅のエントランスなどによく見られるセキュリティシステムの一つです。鍵や暗証番号を使ってドアを開いた後、自動的に鍵がかかる仕組みになっています。このシステムの最大のメリットは、鍵の閉め忘れを防止できることです。うっかり鍵をかけずに外出してしまうといったヒューマンエラーを防ぎ、住居の安全性を高める効果があります。また、不審者が侵入しようとしても、オートロックによって容易に入れないため、犯罪の抑止効果も期待できます。しかし、オートロックは万能ではありません。合鍵を使って侵入したり、住人がドアを開けたあとに続いて侵入する「共連れ込み」といった犯罪を防ぐことは困難です。オートロックシステムだけに頼らず、防犯カメラの設置や、地域住民との連携など、他の防犯対策と組み合わせることで、より安全な暮らしを実現できるでしょう。
防犯グッズ

身近なセキュリティ対策!南京錠の種類と用途

- 南京錠とは南京錠は、アルファベットのU字に似た形の金属製の「ツル」と呼ばれる部分を、本体に差し込むことで施錠するタイプの錠のことです。頑丈な構造と、誰にでも扱いやすいシンプルな仕組みから、古くから世界中で様々な用途に利用されてきました。倉庫や物置、郵便受け、自転車の盗難防止など、私達の身近な場所でもよく見かける、馴染み深い錠前と言えるでしょう。 南京錠は、その構造から「吊り錠」と呼ばれることもあります。南京錠は、素材や大きさ、鍵の種類など、様々なタイプがあります。素材としては、真鍮や鉄、ステンレスなどが一般的です。真鍮は錆びにくく美しい光沢が特徴で、鉄は強度が高く価格も手頃です。ステンレスは錆や腐食に強いという特徴があります。南京錠の大きさは、用途に合わせて選ぶ必要があります。小さなものでは、数センチのものから、大きなものでは数十センチに及ぶものまであります。鍵の種類も、ギザギザとした形状で開錠する一般的な鍵の他、数字を合わせるダイヤル式や、鍵の代わりに暗証番号を設定する電子式の南京錠も普及してきています。南京錠は、比較的安価で入手しやすく、設置も簡単なため、防犯対策として手軽に取り入れることができます。しかし、その構造上、ツル部分を切断されることで容易に解錠されてしまう可能性もあります。そのため、南京錠を選ぶ際には、用途や設置場所の防犯性などを考慮し、適切な強度や大きさ、鍵の種類のものを選ぶことが重要です。