救急車

その他

緊急車両の役割と私たちができること

- 緊急車両とは緊急車両とは、事故や災害、事件など、一刻を争う事態に際し、人命を救助したり、被害を拡大させないように活動したりするために使われる車両のことです。代表的な緊急車両としては、病気や怪我人を病院へ搬送する救急車、火災現場で消火活動を行う消防車、犯罪の防止や取締り、事件の捜査などを行う警察車両などが挙げられます。これらの車両以外にも、都市ガスやプロパンガスなど、私たちの生活に欠かせないガスが漏れた際に現場へ急行し、安全確認や修理を行うガス会社の応急作業車も緊急車両に含まれます。また、地震や台風などの大規模な災害が発生した場合には、自衛隊の車両も緊急車両として、被災地での救助活動や物資の輸送などを行います。緊急車両は、赤色灯を点灯させ、サイレンを鳴らすことで、周囲に緊急走行中であることを知らせます。周囲の車は、緊急車両に道を譲る義務があり、違反すると罰則が科せられます。緊急車両は、私たちの安全な暮らしを守る上で非常に重要な役割を担っています。日頃から緊急車両に対する理解を深め、緊急車両を見かけたら、速やかに道を譲るなど、適切な対応を心掛けましょう。
制度

救急車を呼ぶ前に?#7119で相談!

- 救急相談センターとは急な病気や怪我に見舞われた時、誰もが経験する不安の一つに「救急車を呼ぶべきか、それとも病院を受診すればいいのか」という判断に迷うことがあるのではないでしょうか。 東京都では、このような緊急性の判断に迷う場合に、住民が安心して適切な医療機関にアクセスできるよう、東京消防庁が2007年から「救急相談センター」を開設しています。この救急相談センターは、専門知識と豊富な経験を持つ看護師などの職員が対応し、電話による相談を受け付けています。 利用方法は簡単で、電話で「#7119」にダイヤルするだけです。 相談者は、症状や状況を電話口の職員に伝えることで、緊急性の判断や適切な医療機関の案内、アドバイスを受けることができます。救急相談センターの開設により、救急車の不要不急な利用が減少し、本当に救急車を必要とする重症患者への迅速な対応が可能になるなど、医療現場全体の効率化にも貢献しています。 急な病気や怪我で迷った時は、ためらわずに「#7119」に電話をかけ、救急相談センターの専門家に相談してみましょう。
火災について

命を繋ぐ119番:適切な利用を

- 119番の役割119番は、火事や急病人が発生した場合など、緊急時に消防機関へ連絡するための電話番号です。 一刻を争う状況で、迅速かつ的確な対応が必要となる際に、私たちと消防機関をつなぐ命の電話番号と言えるでしょう。もし、あなたが火災現場を目撃したら、ためらわずに119番へ電話をかけましょう。初期消火を試みるのも大切ですが、状況によっては身の安全を第一に、消防隊員への通報を優先することが重要です。また、急病人や怪我人が発生した場合も、119番の出番です。意識がない、呼吸が苦しそう、出血がひどいなど、緊急性を要する症状が見られる場合は、すぐに119番へ連絡し、救急隊員の指示を仰ぎましょう。119番通報の際は、落ち着いて、発生場所、状況、負傷者の状態などを明確に伝えましょう。住所が分からなくても、周囲の建物や目印になるものを伝えれば、消防隊員が現場へ急行してくれます。119番は、私たち一人ひとりの命と安全を守るための重要な役割を担っています。 緊急事態が発生したときは、ためらわずに119番へ通報しましょう。