
油断大敵!家にいるのに「居空き」被害?
- 家人がいるのに?「居空き」とは「居空き」とは、家に住んでいる人がいるにも関わらず、泥棒が家に侵入して金品を盗む犯罪です。あたかも誰もいない家のように思って侵入することから、「居空き」と呼ばれています。一般的に、泥棒は誰もいない家を狙うイメージがありますが、「居空き」の場合は、昼寝や食事などで住人が2階や別の部屋にいる時など、犯人はその隙を狙って侵入します。そして、家人がいることに気づかれないように、現金や貴金属など、持ち運びしやすいものを盗んでいきます。留守中に泥棒が入る「空き巣」と混同されがちですが、「居空き」は家人が家にいるという点で大きく異なります。家人がいるにも関わらず侵入するため、「空き巣」よりも犯行が大胆で、住人に見つかった場合、暴力を振るうなど、より凶悪な犯罪に発展する危険性も高いと言えるでしょう。近年、在宅時間が増えているにも関わらず、「居空き」の発生件数は増加傾向にあります。家人が家にいるという安心感から、戸締まりをせずに過ごしたり、防犯意識が低下したりすることが、「居空き」の増加に繋がっていると考えられます。