強化ガラス

犯罪への備え

強化ガラスの基礎知識:安全性と防犯性の違い

- 強化ガラスとは強化ガラスは、皆さんの身の回りで広く使われている安全性の高いガラスです。製造過程では、まず一般的な板ガラスであるフロートガラスを軟化するほどの高温で熱します。そして、この熱したガラスに、冷たい空気を吹き付けて急速に冷やすことで、ガラスの表面に圧縮応力を、内部に引張応力を発生させます。この特殊な処理こそが、強化ガラスの強さの秘密です。強化ガラスは、同じ厚さのフロートガラスに比べて3倍から5倍もの強度を持ちます。これは、ガラスにかかる衝撃や圧力を、表面の圧縮応力が打ち消してくれるためです。そのため、日常生活で発生する程度の衝撃では、なかなか割れることはありません。万が一、強い衝撃や熱によって割れてしまった場合でも、強化ガラスは鋭利な破片ではなく、小さな粒状になって飛び散ります。これは、ガラス内部に生じていた引張応力によって、ガラス全体が瞬間的に細かく砕けるためです。この特徴により、割れたガラスによる怪我のリスクを大幅に減らすことができます。このように、強化ガラスは安全性に優れているため、窓ガラスやドア、テーブル、スマートフォンやタブレットの画面など、様々な場所で使用されています。