
安心を形にする:総合防犯設備士の役割
近年、凶悪事件を含む様々な犯罪が後を絶ちません。こうした状況下、私たちの生活を守る上で「防犯」への意識はますます高まってきています。一口に防犯対策と言っても、その方法は実に様々です。家屋の構造を強化したり、窓ガラスを割れにくいものに交換したりといった「防犯設備」の導入もその一つです。しかし、防犯設備はただ闇雲に設置すれば良いというものではありません。それぞれの建物構造や周辺環境、そしてそこに住む人のライフスタイルによって、最適な設備の種類や設置場所は異なってきます。そこで頼りになるのが、防犯の専門家である「総合防犯設備士」です。総合防犯設備士は、犯罪の手口や防犯設備に関する幅広い知識と技術を持った国家資格保有者です。彼らは、まずお客様の要望や不安を丁寧にヒアリングし、現地調査を行います。そして、その情報を元に、最適なシステムの構築、製品の選定、設置場所などを提案してくれます。防犯対策は、いわば「病気になってから病院に行く」のではなく「病気にならないように予防する」という考え方です。総合防犯設備士は、お客様の状況に合わせてきめ細やかなアドバイスをしてくれるので、犯罪を未然に防ぐための心強い味方となってくれるでしょう。