官民連携

犯罪への備え

建物部品の防犯性能向上で安心な暮らしを

近年、空き巣や侵入窃盗といった、住宅に侵入して金品を盗む犯罪が増加傾向にあります。一昔前は、窓ガラスを割って侵入するといった大胆な手口が目立ちましたが、最近は、住民が留守であることを事前に確認するなど、計画的で巧妙な手口が増えています。従来の防犯対策としては、近隣住民同士で声を掛け合う、地域の防犯パトロールに参加するなどが一般的でした。しかし、これらの対策だけでは、巧妙化する犯罪を完全に防ぐことは難しくなってきています。そこで、住宅や建物自体に、侵入を防ぐ工夫を施すことが重要視されています。具体的には、窓ガラスを割れにくいものに変えたり、玄関ドアに複数の鍵を取り付けるといった対策が考えられます。また、センサーライトを設置して、不 suspicious な人物が近づいた際に周囲を明るく照らすことも効果的です。さらに、防犯カメラを設置することも有効な手段の一つです。万が一、犯罪が発生した場合、証拠となる映像を記録することができます。最近では、比較的安価で高性能な防犯カメラが登場しており、導入しやすくなっています。犯罪の増加傾向を踏まえ、防犯対策は、もはや「他人事」ではありません。自分の身を守るため、そして大切な財産を守るためにも、日頃から防犯意識を高め、適切な対策を講じることが重要です。