地震について 地震の根源を探る:震源断層の謎
私たちの住む地球の表面は、プレートと呼ばれる巨大な岩盤で覆われています。まるでジグソーパズルのように組み合わさったプレートは、それぞれが異なる方向へ、年間数センチメートルというゆっくりとした速度で移動しています。プレートは常に動き続けているため、プレート同士がぶつかり合う場所もあれば、すれ違う場所、離れていく場所も存在します。特に、プレート同士が押し合う境界では、大きな力が常に加わり続けています。長い年月をかけて蓄積された力が岩盤の強度を超えた瞬間、岩盤は破壊され、断層が生じます。この時、蓄積されていた莫大なエネルギーが、地震波として周囲の地盤に伝わります。これが地震です。地震の発生源となった地下の岩盤の破壊部分を震源といい、震源の真上にある地表の点を震央と呼びます。また、破壊された岩盤面に沿って生じたずれのことを震源断層と呼びます。震源断層は、地下深く数十キロメートルに及ぶこともあります。
