
災害時の安全確保!避難場所の基礎知識
- 避難地とは災害は、いつどこで起こるかわかりません。地震、台風、大雨など、私たちの暮らす地域には、さまざまな危険が潜んでいます。もしも、自宅が被災して住めなくなったり、危険な状態になってしまったりした場合、安全な場所へ避難しなければなりません。そんな時、一時的に身を寄せ、安全を確保できる場所が「避難地」です。「避難所」とも呼ばれ、災害発生時に、被災した方々が集まり、生活していくための拠点となります。避難地として指定される建物は、地域によって異なりますが、学校や公民館、体育館など、頑丈で広い建物が選ばれることが多いです。これらの建物は、多くの人が一度に避難できるスペースを確保できるだけでなく、トイレや水道などの生活に必要な設備が整っている場合が多いからです。しかし、避難地での生活は、決して快適なものとは言えません。多くの人と共同生活を送るため、プライバシーの確保が難しく、また、食料や水なども限られています。災害発生時、避難地は、私たちが安全に過ごすために必要不可欠な場所です。いざという時に備え、日頃から自宅近くの避難場所を確認しておくことが大切です。