
公共交通機関が止まった時の強い味方!一時滞在施設とは?
大きな地震が発生すると、建物の倒壊や火災の危険に加えて、電車やバスなどの公共交通機関が長時間にわたってストップする可能性があります。もし、通勤や通学中に地震に遭遇し、自宅まで歩いて帰ることが困難な場合、皆さんはどうしますか?このような状況下で、皆さんの安全を確保するために設けられるのが「一時滞在施設」です。一時滞在施設とは、地震などの災害時に、自宅に帰れない人が一時的に避難できる施設のことです。学校や公民館、公園などが一時滞在施設に指定されている場合があります。一時滞在施設は、あくまで一時的な避難場所であり、食料や水、毛布などが十分に用意されていない場合もあります。そのため、日頃から、地震発生時の行動について、家族や職場の同僚と話し合っておくことが大切です。具体的には、自宅への帰路を複数確保しておくこと、家族との連絡手段を決めておくこと、非常持ち出し袋の中身を定期的に確認することなどが重要です。また、地震発生時には、まず身の安全を確保し、落ち着いて行動することが大切です。周りの人と協力し合い、安全な場所へ避難しましょう。