
デジタル証明書で安全なネット社会を
近年、インターネットは私たちの生活に欠かせないものとなり、買い物や銀行取引など、様々な場面で利用されています。大変便利な反面、インターネット上には目に見えない危険も潜んでいます。例えば、他人の名前や情報を勝手に使う「なりすまし」や、情報を書き換えてしまう「改ざん」といった犯罪行為が行われる可能性もあります。このような犯罪から身を守り、安全にインターネットを利用するためには、自分が確かに本人であることを証明する「本人確認」が非常に重要となります。実社会では、運転免許証やパスポートなどの証明書を提示することで本人確認を行いますが、インターネット上では、デジタル証明書と呼ばれるものが本人確認の役割を果たします。デジタル証明書は、インターネット上で本人確認を行うための電子的な証明書で、なりすましや改ざんから私たちを守ってくれる重要な役割を担っています。インターネットを安心して利用するためにも、デジタル証明書について正しく理解し、安全に活用していくように心がけましょう。