
地震の揺れの強さ カインとは?
私たちは日々、地震の発生をニュースなどで目にします。地震の規模を表す言葉として「マグニチュード」は広く知られていますが、実際に私たちが感じる揺れの強さを表す指標のひとつに「震度」があります。マグニチュードは地震そのものの規模を表すのに対し、震度はある地点における揺れの強さを表します。震度は、かつては人が体感や周囲の状況から判断していましたが、現在では計測機器によって客観的に測定されています。震度は、0から7までの10段階で表され、数字が大きくなるほど揺れが強くなります。震度0はほとんどの人が感じない揺れですが、震度7になると立っていることが困難になり、重い家具が転倒したり、建物にも大きな被害が発生する可能性があります。地震発生時には、テレビやラジオ、インターネットなどで発表される震度情報に注意し、身の安全を確保するようにしましょう。また、住んでいる地域でどの程度の揺れが予想されるのかを事前に把握しておくことも大切です。