
命に関わることも!てんかん重積状態とは?
- てんかん重積状態とはてんかん重積状態は、発作が長く続く、もしくは発作を繰り返すことで意識が回復しない状態を指します。具体的には、一度のてんかん発作が30分以上続く場合や、短い発作を繰り返して、発作と発作の間に意識が戻らない場合が該当します。この状態は、脳が過剰に興奮し続けることで、脳に大きなダメージを与え、後遺症が残ったり、命に関わる危険性も高まります。そのため、てんかん重積状態は、一刻も早く治療を開始する必要がある、非常に危険な状態といえます。周りの人が、てんかん重積状態かどうかを判断し、適切な対応をとることが重要です。普段てんかんを持っている人が、いつもより発作が長く続く、発作後意識がなかなか戻らないなどの症状が見られたら、すぐに救急車を呼ぶなど、ためらわずに医療機関を受診しましょう。