油断大敵!車上荒らし対策と予防策
防災防犯を教えて
先生、「車上荒らし」って、どんな犯罪ですか?
防災防犯の研究家
「車上荒らし」は、駐車中の車からお金やカーナビなどを盗む犯罪のことだよ。警察では「車上狙い」と呼んでいるんだ。最近は減ってきているけど、それでもたくさんの人が被害にあっているんだよ。
防災防犯を教えて
へえ、そうなんですね。被害にあわないためには、どんなことに気をつけたらいいんですか?
防災防犯の研究家
短時間でも車を離れる時は、必ずドアロックをすることが大切だよ。車の中に現金やバッグなどを置いたままにしないことも重要だね。駐車場を選ぶ時は、明るくて人通りの多い場所を選ぶようにしよう。
車上荒らしとは。
駐車中の車からお金やカーナビなどを盗む犯罪について説明します。警察では「車上狙い」と呼んでいて、件数は減ってきているものの、2008年には約15万5千件も起きています。被害の多くは駐車場で、ドアに鍵をかけずに車を離れた時に発生しています。この犯罪を防ぐには、自動販売機やコンビニに行くなど、ほんの少しの時間でも、必ずドアに鍵をかけましょう。また、現金や高価なもの、かばんなどを車に入れたまま、車を離れてはいけません。窓ガラスを割られたり、ドアを無理やり開けようとしたりするのを感知して、警報音を鳴らす装置を取り付けるのも効果的です。駐車場側では、照明を増やして明るくしたり、人が近づくと光がつくセンサーライトを設置するのも効果があります。さらに、怪しい人を発見したり、犯罪を思いとどまらせるために、監視カメラを設置するのも良いでしょう。
身近に潜む危険、車上荒らし
– 身近に潜む危険、車上荒らし「ちょっとの時間だから大丈夫」 ほんの数分でも、車を離れる間の油断が、車上荒らしの被害を招いてしまうことがあります。車上荒らしとは、駐車中の車から現金やカーナビゲーションシステムなどを盗み出す犯罪行為です。警察庁の統計によると、2008年には15万件を超える車上荒らしが発生しました。これは、単純計算で毎日400件以上、約3分に1件のペースで発生していることになります。決して他人事ではありません。車上荒らしは、私たちのごく身近な場所で発生している犯罪です。犯人は、ほんの少しの時間でも、車の所有者が不在の隙を狙っています。買い物に出かけたほんの数分間や、子どもの送り迎えのわずかな時間でも、車上荒らしの標的になりうることを忘れてはいけません。車上荒らしから大切な車と持ち物を守るためには、私たち一人ひとりが防犯意識を高め、対策を講じる必要があります。車を離れる際には、必ず窓を閉め、ドアをロックすることを徹底しましょう。また、車内に貴重品を置かない、見える場所に荷物を入れないなど、犯行の抑止につながる行動を心がけましょう。日頃から防犯対策を意識し、車上荒らしから身を守りましょう。
テーマ | 要点 |
---|---|
車上荒らしの発生状況 | – ほんの数分でも、車を離れる間に発生する可能性がある – 2008年には15万件を超える発生件数(単純計算で毎日400件以上、約3分に1件のペース) – 身近な場所で発生している犯罪 |
車上荒らしの被害を防ぐために | – 防犯意識を高め、対策を講じる必要あり – 車を離れる際には、必ず窓を閉め、ドアをロックする – 車内に貴重品を置かない – 見える場所に荷物を入れない |
被害の実態と発生しやすい場所
車上荒らしは、車を駐車する際に少しの注意を怠ってしまうことで、誰にでも起こりうる犯罪です。その被害は深刻で、車内の貴重品が盗まれるだけでなく、車両自体が損壊されることもあります。
車上荒らしは、人目につきにくい場所で起こりやすいという特徴があります。特に、夜間や早朝など人通りが少ない時間帯は、犯人にとって絶好の機会となってしまいます。駐車場の中でも、照明が乏しく、周囲から見えにくい場所や、死角になりやすい場所は要注意です。
また、「ほんの少しの時間だから」という油断も禁物です。コンビニエンスストアや自動販売機での短い立ち寄りの間でも、車上荒らしは発生しています。車を離れる際には、たとえ短時間であっても、必ず全てのドアを施錠し、窓を完全に閉める習慣を身につけましょう。車内に貴重品を置いたままにしないことも、被害を防ぐために大切なことです。
車上荒らしの特徴 | 予防策 |
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誰にでも起こりうる 被害は貴重品の盗難、車両の損壊など深刻 |
少しの時間でも油断しない 車を離れる際は必ず全てのドアを施錠し、窓を完全に閉める |
人目につきにくい場所で起こりやすい 夜間や早朝など人通りが少ない時間帯 駐車場の中でも、照明が乏しく、周囲から見えにくい場所や、死角になりやすい場所 |
車内に貴重品を置いたままにしない |
愛車を守る!効果的な対策とは?
大切な車を守るためには、車上荒らしを許さない環境を作る事が何よりも重要です。車を降りてわずかな時間であっても、「ほんの少しの間だから」と気を緩めずに、必ず全てのドアに鍵をかけましょう。 窓ガラスもしっかりと閉め切られているか、指差し確認する習慣をつけると、より安心です。
車の中に、財布や現金、高価な装飾品など、盗難の対象となりやすいものを置いたままにしておくのは大変危険です。車内は外から見えやすいので、犯行を企む者の目に止まりやすくなります。同様に、高価なブランド物のバッグなども、車内に放置しないようにしましょう。
犯人を引き寄せない工夫も大切です。 車のダッシュボードの上に携帯音楽プレーヤーやカーナビゲーションシステムを置いたままにしていませんか? これらの機器は、車上荒らしにとって格好の標的です。車から離れる際には、必ず車内から取り外すようにしましょう。少しの手間を惜しまないことが、愛車を守ることに繋がります。
車上荒らし対策 | 具体的な対策 |
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車の施錠 | – 短時間でも必ず全てのドアに鍵をかける – 窓ガラスを閉め切るか確認する |
車内に貴重品を置かない | – 財布、現金、装飾品などを置いたままにしない – 高価なブランド物のバッグなども車内に放置しない |
犯人を引き寄せない | – 携帯音楽プレーヤーやカーナビを車内に放置しない – 車から離れる際は、これらの機器を車内から取り外す |
防犯グッズを有効活用
近年、凶悪化する犯罪から身を守るために、防犯意識を高めることが重要となっています。その有効な手段の一つとして、防犯グッズの活用が挙げられます。
防犯グッズの中には、窓ガラスが割れたり、ドアが不正に開いたりするなど、異常を感知すると、大きな警報音を鳴らして、周囲に異常を知らせるものがあります。こうした警報音は、犯罪者を驚かせて犯行を諦めさせたり、周囲の人々に助けを求めるという効果も期待できます。
また、自動車に搭載するドライブレコーダーも、防犯対策として有効です。近年のドライブレコーダーには、走行中の映像を記録するだけでなく、駐車中に衝撃や人の動きを感知して自動的に録画を開始する機能が搭載されたものもあります。この機能は、万が一、車両へのいたずらや車上荒らしが発生した場合に、証拠となる映像を残せるだけでなく、犯罪に対する抑止力としての効果も期待できます。
種類 | 機能 | 効果 |
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警報装置 | ・窓ガラスの破損やドアの不正開放を検知して警報音を鳴らす | ・犯罪者を驚かせて犯行を諦めさせる ・周囲に異常を知らせ、助けを求める |
ドライブレコーダー | ・走行中の映像を記録 ・駐車中に衝撃や人の動きを感知して自動的に録画を開始 |
・車両へのいたずらや車上荒らしの証拠となる映像を残す ・犯罪に対する抑止力 |
駐車場選びも重要なポイント
車を所有している方にとって、駐車場選びは毎日のことなので、ついつい料金や利便性ばかりを重視してしまいがちです。しかし、防犯の観点からも、駐車場選びは非常に重要です。
まず、明るく見通しの良い駐車場を選びましょう。周囲が暗くて人通りが少ない駐車場は、犯罪のターゲットになりやすいです。また、防犯カメラやセンサーライトは、犯罪抑止の効果が期待できます。防犯カメラが設置されているかどうか、センサーライトが正常に作動するかどうかを確認しましょう。
さらに、管理人や周囲の目が行き届いている駐車場もおすすめです。定期的に巡回が行われていたり、近隣住民の目があったりする駐車場は、犯罪者が近寄りづらい環境と言えるでしょう。
駐車場は、料金だけで選ぶのではなく、防犯対策もしっかりと考慮することが大切です。
観点 | ポイント |
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明るさ | 明るく見通しの良い駐車場 |
防犯設備 | 防犯カメラ、センサーライトの設置 |
周囲の状況 | 管理人や周囲の目が行き届いている |